帯状疱疹について
年末になり、疲れやストレスなどで体の抵抗力が落ち、帯状疱疹の症状で来院される方が増えています。
帯状疱疹は水ぼうそうと同じウイルスが原因で発症します。
子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスは長い間神経の中にひそんでおり、
疲れやストレスが溜まったり、抵抗力や免疫力が落ちるとそのウイルスが突然暴れ出し、
痛みとともに帯状疱疹があらわれます。
≪症状≫
最初はチクチクした痛みがおこり、数日するとその部分が赤くなり(紅斑)、やがて水ぶくれ(水疱)になってきます。
10~14日くらいすると水疱はかさぶたになります。
痛みは1~2週間続きよくなる場合と、後遺症としてしばらく残る場合があります。
≪おこりやすい部位≫
帯状疱疹ウイルスは、ひそんでいる神経にそって皮膚に症状があらわれます。
身体や顔の片側に発病します。
●チクチクやピリピリした痛みがある。
●皮膚が赤くなったり(紅斑)、水ぶくれ(水疱)ができている。
このような症状がある方は早目に医師にご相談して下さい。
2015年12月14日5:44 PM