ニンニク注射(アリナミンF)はじめました

ニンニク注射には激しい運動後のビタミンB1補給や、ビタミンB1の欠乏による一般的な疲労に対する回復効果があります。

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実際にニンニクが原料になっているわけではなく、ニンニクのにおいのもととなるアリシン化合物に由来する成分が含まれていること、薬剤自体のにおいが似ていることからそう呼ばれています。注射すると一時的に呼気や汗からにおいを感じられますが、一定時間経過すれば消失します。

◆効果・効能◆
・ビタミンB1欠乏予防
・ビタミンB1補給
・ビタミンB1欠乏による疲れ・代謝障害(神経痛・筋肉痛・便秘など)の改善
※効果には個人差があります。

疲れがたまっても仕事を休めないかた、この1週間ががんばり時だというかた、ハードな運動をしていて筋肉疲労がつらいかたにすすめられます。

◆用法および注意事項◆
1回量20mlをゆっくり静脈注射します。注射後すぐににおいを感じます。
※まれに血管痛や手のしびれを感じる場合があります。

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◆副作用◆
血管痛、注射部位の硬結・痛み、発疹・掻痒感などの過敏症、ショック(0.1%未満)

◆金額◆
1回1アンプル(20ml) 1000円

※効果の持続期間は個人差によりますが、3日~1週間ほどとなっていますので、週に1~2回を目安に注射をおすすめします。

 

2021年10月26日10:15 AM

ウオノメかな?それはイボかもしれません

足の裏にできているかたいマメのようなできもの、靴があたったり歩くと痛かったりして、ウオノメができてしまったと放っておいてはいませんか?しかも、かたくなったところをご自身で爪切りやカッターナイフを使って切り取っていませんか?

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ウオノメであれば前述のように物理的に除去するか、かたくならないように工夫(靴や中敷きの見直しなど)することが治療になりますので、ご自身でやってみるのも悪くありません。
ところが、何年もウオノメと思っていたものが実はイボだったというケースはたくさんあります。

―かたいところを削ったら痛くもないのに血が出てきたことがある
―お子さまの足の裏にウオノメがあるなと思ってはいるが様子を見ている

この場合、イボの可能性が高いです。ウィルス性の疣贅(ゆうぜい)ともいいます。
足だけでなく手にできることも多く、身体のほかの部分にもできます。

イボを治すには液体窒素による凍結療法が有効で、保険がきくポピュラーな方法です。自然に治るケースもありますが、治るのを待っているうちに数が増えたり大きくなったりしてしまい、治療に要する期間も長くなってしまいます。大人の場合は年単位で治療することも。。。

いぼの治療は、できてから早期に治療を開始できるかが大変重要です。

怪しいものを見つけたら早めにご相談ください。

 

2021年10月20日12:37 PM

足のむくみと皮膚炎

足がむくみやすいかたは、うっ滞性皮膚炎のリスクが高いといえます。うっ滞とは血流が静脈などに滞ることをいい、血行障害を引き起こします。
このうっ滞性皮膚炎は、ひざ下の、特にくるぶしあたりに生じやすく、皮膚の赤みから始まり、時間をかけて暗褐色に変わっていき、さらに進行すると皮膚がかたくなり潰瘍ができやすくなります。皮膚の変色とともにかゆみもあらわれ、潰瘍ができたり感染をともなうと痛みも出てきます。

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≪原因≫
ふくらはぎの筋力の衰えによりポンプ機能が低下していたり、静脈弁の働きが弱い、長時間の立ち仕事、妊娠、肥満や加齢などで慢性的な静脈不全となり、静脈血が血管外に漏れ出て炎症を引き起こします。また、血管から皮膚への酸素や栄養の供給が不足してしまい炎症や色素沈着があらわれます。

≪予防≫
長時間の立ち仕事に従事されているかたに起きやすい傾向がありますので、足に血がたまらないよう心がけながら活動しましょう。軽いストレッチもおすすめです。
休憩中やご自宅での安静時は足を拳上し、睡眠時も足元を高くして休みましょう。
きついと感じるくらいの弾性ストッキングや弾性包帯を使用すると、つけているあいだは下肢のむくみを軽減したり血流の滞りの予防になります。
肥満がある場合は減量をおすすめします。

については心疾患などで内科的に治療中の場合、医師の指示のもと行なったほうがよいでしょう。

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≪治療≫
痛みがなければ基本的には弾性ストッキングや包帯による圧迫療法が主体となります。
湿疹や皮膚炎を起こしている場合は炎症をおさえるステロイドの塗り薬などを使います。
傷や潰瘍がある場合は、患部を毎日洗い潰瘍の治療薬を使用します。感染予防のため必ず洗いましょう。
むくみの原因がわかっていない場合は、循環器や呼吸器、腎機能、糖尿病など内科的にも診てもらう必要があります。

 

2021年10月1日6:33 PM

お肌の主治医として、あらゆる世代の方が健やかな素肌を保ち・取り戻すお手伝いを。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり、民間薬などで簡単に済ませて悪化することがよくあります。
私たちは「気軽に相談できる」街のお医者さんを目指します。

町屋皮フ科クリニック。ご予約・お問い合わせは03-6411-1020まで。
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