なぜ?冬の虫刺され

虫刺されといえば夏に起こりやすいイメージですが、比較的多くのかたが冬場でも虫刺され様の症状で受診されています。
不規則な場所にかゆみを伴なう赤いふくらみが出たとき、夏であれば虫刺されと素直に思うでしょう。ところが、冬に診察を受けて医師から虫刺されのようだと言われ、「えっ⁉︎」とたいへん驚かれるかたが多くいらっしゃいます。

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実際、ダニは冬にも活動しています。
ダニが繁殖する環境は、、、
気温が20℃以上
湿度が70%以上
餌(ひとのフケやアカ、皮脂など)が豊富 であることです。

そのため冬でも室内ではじゅうぶん活動できるわけです。

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予防策は、、、
換気や布団干しなどで室内の気温や湿度の上昇をおさえる
冬の乾燥で皮膚のカサカサが落ちてダニの餌とならないよう、掃除をこまめにする

夏ほどではないにしても、寒いから大丈夫と油断すればダニは増えます。
また室内環境に生息する一般的なチリダニやイエダニの他にも、ネズミや鳥、最近ではハクビシンなど、動物がもたらすダニにも注意が必要です。その場合は元となる動物の駆除も要します。
家庭でできる対処をしていても改善がみられない場合は、駆除の専門業者に相談するなどしてもいいでしょう。

 

 

 

2020年2月27日2:45 PM

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