足のむくみと皮膚炎

足がむくみやすいかたは、うっ滞性皮膚炎のリスクが高いといえます。うっ滞とは血流が静脈などに滞ることをいい、血行障害を引き起こします。
このうっ滞性皮膚炎は、ひざ下の、特にくるぶしあたりに生じやすく、皮膚の赤みから始まり、時間をかけて暗褐色に変わっていき、さらに進行すると皮膚がかたくなり潰瘍ができやすくなります。皮膚の変色とともにかゆみもあらわれ、潰瘍ができたり感染をともなうと痛みも出てきます。

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≪原因≫
ふくらはぎの筋力の衰えによりポンプ機能が低下していたり、静脈弁の働きが弱い、長時間の立ち仕事、妊娠、肥満や加齢などで慢性的な静脈不全となり、静脈血が血管外に漏れ出て炎症を引き起こします。また、血管から皮膚への酸素や栄養の供給が不足してしまい炎症や色素沈着があらわれます。

≪予防≫
長時間の立ち仕事に従事されているかたに起きやすい傾向がありますので、足に血がたまらないよう心がけながら活動しましょう。軽いストレッチもおすすめです。
休憩中やご自宅での安静時は足を拳上し、睡眠時も足元を高くして休みましょう。
きついと感じるくらいの弾性ストッキングや弾性包帯を使用すると、つけているあいだは下肢のむくみを軽減したり血流の滞りの予防になります。
肥満がある場合は減量をおすすめします。

については心疾患などで内科的に治療中の場合、医師の指示のもと行なったほうがよいでしょう。

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≪治療≫
痛みがなければ基本的には弾性ストッキングや包帯による圧迫療法が主体となります。
湿疹や皮膚炎を起こしている場合は炎症をおさえるステロイドの塗り薬などを使います。
傷や潰瘍がある場合は、患部を毎日洗い潰瘍の治療薬を使用します。感染予防のため必ず洗いましょう。
むくみの原因がわかっていない場合は、循環器や呼吸器、腎機能、糖尿病など内科的にも診てもらう必要があります。

 

2021年10月1日6:33 PM

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