ウオノメかな?それはイボかもしれません
足の裏にできているかたいマメのようなできもの、靴があたったり歩くと痛かったりして、ウオノメができてしまったと放っておいてはいませんか?しかも、かたくなったところをご自身で爪切りやカッターナイフを使って切り取っていませんか?
ウオノメであれば前述のように物理的に除去するか、かたくならないように工夫(靴や中敷きの見直しなど)することが治療になりますので、ご自身でやってみるのも悪くありません。
ところが、何年もウオノメと思っていたものが実はイボだったというケースはたくさんあります。
―かたいところを削ったら痛くもないのに血が出てきたことがある
―お子さまの足の裏にウオノメがあるなと思ってはいるが様子を見ている
この場合、イボの可能性が高いです。ウィルス性の疣贅(ゆうぜい)ともいいます。
足だけでなく手にできることも多く、身体のほかの部分にもできます。
イボを治すには液体窒素による凍結療法が有効で、保険がきくポピュラーな方法です。自然に治るケースもありますが、治るのを待っているうちに数が増えたり大きくなったりしてしまい、治療に要する期間も長くなってしまいます。大人の場合は年単位で治療することも。。。
いぼの治療は、できてから早期に治療を開始できるかが大変重要です。
怪しいものを見つけたら早めにご相談ください。
2021年10月20日12:37 PM