新生児から始める保湿ケアでアレルギー予防
👶 なぜ赤ちゃんに保湿が必要なの?
赤ちゃんのお肌はぷにぷにとしてみずみずしい印象ですが、皮膚はとても薄くバリア機能も未発達で、乾燥しやすく刺激にも敏感です。そのためアレルゲンも侵入しやすい状態にあります。 保湿ケアをすることで乾燥対策だけでなく、皮膚のバリアを守り、アレルギー発症のリスクを減らすことができるといわれています。
保湿ケアとアレルギーの関係は?
バリア機能の未熟な皮膚は、アレルゲンなどの異物が侵入しやすい状態にあります。家庭内のホコリに含まれる食物の微粒子(卵、牛乳、小麦など)が皮膚から侵入すると、免疫がそれを敵とみなし攻撃できるよう準備(IgE抗体の産生)をし始めます。これを経皮感作と呼びます。この攻撃の準備が整った状態でその食物を摂取すると、免疫が強く反応し攻撃を開始します。これが「食物アレルギー」です。
攻撃の準備をさせないためには、アレルゲンの侵入を許さないよう皮膚のバリア機能をしっかり整えておくことが重要になります。
🧴 保湿ケアのポイント
- ・開始時期:生まれてからすぐ
- ・タイミング:最低1日2回。朝とお風呂の直後、そのほかお尻を拭いたあとや食事前後など
- ・保湿剤選び:合成香料、合成着色料、石油系界面活性剤、アルコール、パラベン、シリコンなど刺激になりうる成分の入っていない無添加のもの。食物・植物由来、オーガニックなどはアレルゲンのきっかけになることがあるので避けておく
- ・スキンケア:①石けんやボディソープをよく泡立て、素手でやさしく洗う
- ②タオルでやさしく包み込み、押さえるように水気を取る
- ③体に点々と保湿剤を置いてから塗り広げ、テカテカするくらいたっぷり塗る
🏥 まとめ
- ◇新生児期からの保湿は「乾燥対策」以上に、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの予防につながります。
- ◇すべてのアレルギーを防げるわけではありませんが、発症リスクを減らすことが研究で示されています。
- ◇保湿ケアでかゆみや湿疹はおさまりません。何かお肌に異常があると感じたら早めに診察をうけましょう。


