水イボの患者様が増えてきました!
そろそろプールが始まる季節になり、お子さんがいる家庭では水イボが気になってくる頃と思います。
水イボは、伝染性軟属腫ウィルスの感染によって起こります。ウィルスが水を介してうつるわけではないので、同じお風呂やプールに入っただけでは感染しません。皮フが直接触れ合ったり、タオルや衣類、ビート板などの共有による接触感染です。
もしウィルスに接触したとしても皮フのバリア機能が正常に保たれていれば、感染を防ぐこともできます。乾燥や日焼け、皮フ炎などによる皮フのダメージには注意が必要です。
放っておいてもいつかは自然に治る水イボですが、それには半年から数年を要します。そのあいだに広がったり他人にうつしてしまったり、かゆみが出てかき壊してとびひになるリスクがあるので、少ないうちに治療したほうがよいという考え方が主流です。
水イボかも?と思ったら、早めの診察をお勧めいたします。
2017年5月17日9:16 AM