クラゲ刺傷

例年8月後半になると、クラゲ刺傷(クラゲに刺された)の患者様が来院されます。

クラゲの生態上、8月中旬過ぎから増加の傾向があるため海水浴中などにクラゲに刺される方が増えるからです。

クラゲ刺傷の症状は、まず刺された時に激しい痛みが走ります。また、刺された部分がひどく腫れたり、線状に並んだ

蕁麻疹に似たような発疹が現れたりします。

クラゲに様々な種類があり、それぞれの持つ毒の性質が異なるため、場合によっては重症化することもあるため注意が必要です。

もしも刺されてしまった場合には早めの受診をお勧め致します。

 

2015年8月27日2:55 PM

とびひの患者様が増えています

『とびひ』は正しくは伝染性膿痂疹といいます。

黄色ブドウ球菌やレンサ球菌といった名前の細菌が原因で起こる皮膚感染症のひとつです。

顔や手足に痒みを伴う水膨れができ、それが破けて他の箇所や他の人に『飛び火』するかのように次々に広がっていくことからこう呼ばれています。

『とびひ』は虫刺されやあせも、かき傷、擦り傷や湿疹などの黄色ブドウ球菌やレンサ球菌といった細菌が入り込んでおきます。

これらの細菌は、健康な皮膚には感染しませんが、傷が出来ていたりアトピー性皮膚炎があったりすると、皮膚の抵抗が弱くなっているため感染してしまいます。

『とびひ』は、主に高温多湿になる5月~6月から夏にかけて、皮膚の抵抗力の弱い0歳~6歳の子供に多く見られます。

「虫刺されのあとがいつまでも痒く、ジュクジュクして色々なところにうつってきた」という場合はこの『とびひ』を疑ってください。

『とびひ』の治療には抗生物質が効果的ですので、『とびひ』が疑われるようなご症状がありましたらお早めに当院にご相談ください。

2015年7月22日2:55 PM

虫刺されに気を付けましょう!

虫刺症で来院される方が増えています。

春~夏にかけて虫が多くなる時期には、思いがけない虫に刺されていることが多々あります。

刺されやすい虫は、蚊、ブヨ、ハチ、毛虫、毒蛾、ムカデ、アリ、ノミ、ダニなど、公園や家の中、庭など身近なところで気が付かないうちに刺されているケースが多く、たかが虫刺されと思っていても場合によってはひどいかゆみに襲われたり、大きく腫れてしまうこともあります。

虫刺されの症状は、赤く腫れたり、しこりができたり、水疱ができたり、かゆみを伴うのが特徴です。

かゆみが強くてかき壊してしまうと、傷口から細菌が感染してしまい「とびひ」になってしまうことがあります。とびひになると全身に発疹が広がり、特にお子さんの場合はとても辛い状態が続くこともあり注意が必要です。

虫刺されによる症状が強い場合は、早めにご相談下さい。

2015年6月12日2:07 PM

紫外線対策は春先から必要です!

紫外線が強いのは真夏だけだとお思いではありませんか?

一年の中で5月から9月にかけて紫外線量は多く、実は中でも春先が最も多いのです。

紫外線対策は夏からと油断していませんか?

春先から日焼け止め対策の準備を行い、うっかり日焼けをしてしまったということがないよう今からきちんと対策をしていきましょう♪

紫外線量が少ない冬の時期は紫外線に対する抵抗力が低下しているため、春になって増えてきた紫外線量を浴びると肌へのダメージは夏以上のものになるとすら言われています。

肌への老化現象予防としても季節を問わず日焼け対策をすることが重要ですね。

当クリニックでは日焼け止めのサンプルもご用意しております。お気軽にご相談下さいませ。

 

2015年5月15日7:06 PM

春の肌荒れ

最近、肌荒れのご相談に来院される患者様が増えています。

春は内外から肌に負担をかける条件が揃いやすく、肌荒れをおこしやすい時期です。

肌に負担をかける条件として次のようなことが挙げられます。

外からの刺激→ ・乾燥や寒暖差 ・紫外線 ・花粉などのアレルギー物質 など…

内面からの影響→ ・環境の変化に伴うストレス ・自律神経の乱れ ・食生活 など…

このように春は様々な要因で肌に影響を及ぼす時期でもある為、肌荒れでお困りの方は一度ご相談ください。

 

 

 

 

 

2015年4月10日12:56 PM

花粉症の症状はありませんか?

寒さも和らぎスギ花粉の飛散がはじまり花粉症の症状が出ている方も多いのではないでしょうか。

くしゃみ、鼻水、目の痒みなどの症状はありませんか?

当院では採血によるアレルギー検査を行っています。

ご希望の方はお声をお掛け下さい。お子様の場合は、小児科へご案内する場合もありますので事前にお問い合わせください。

 

2015年3月13日10:38 AM

冬の水虫に要注意!

 

水虫といえば夏、そして中年男性の悩みというイメージを持たれる方が多いと思いますが、近年は暖房 が完備され、ブーツや厚い靴下を履く習慣の冬に発病・悪化することがあります。

実は女性でも水虫に悩む人は多く、その原因としてストッキングを履くことが多く、その上、パンプスやブーツなど通気性の悪い靴を長時間履いたままで足が常に蒸れている状態であることが考えられます。

 

足の痒み・皮剥け・水ぶくれ・じゅくじゅく、かかとのごわごわやひび割れ・・・といった症状がある方は水虫かもしれません。

そのような症状がある方は、一度ご相談ください!

 

夏の水虫の状態がなくなり治ったかに見えても、白癬菌(水虫の原因菌)は活動に適した温度や湿度になると活動が始まる為、症状が治ったからと思い込んで治療をやめるのは危険です。

2015年2月24日2:34 PM

しもやけについて

寒さも増して肌トラブルを訴える患者様が増えてきました。

その中でも、しもやけの患者様が多く目立ちます。

しもやけは、おもに手や足、耳たぶや鼻、頬に赤い発疹や腫れが生じ、かゆみや痛みを伴うのが特徴です。

原因としては、気温と皮膚表面の温度が関係しています。

簡単に説明すると、気温が低かったり体を濡らしたりなどして、体温が低くなり、体の血の巡り(血行)が悪くなったときにしもやけになってしまうのです。

たとえば、パンプスやきゅうくつなブーツを長時間履き続けると、足の指先が圧迫されて血行が悪くなります。

また、スポーツなどでも汗をかいたままでいると衣類が湿って状態となって肌が冷え、しもやけを引き起こす場合があると考えられます。

 

ご自宅でできる予防策として…

①外出時は手足、耳など露出部位はできるだけ防寒する

②体(特に手足の指先、指と指の間)が濡れたら、なるべく早くしっかり拭き取る

③濡れた衣類はなるべく早くとりかえる

④締め付けない靴を履く(靴は乾燥させる)

 

しもやけに見られる症状をチェックしてみましょう!

↓         ↓

□手や足が全体に赤く腫れている

□手足の指、手のひら、足の裏(ふち)に赤い発疹がある

□暖かいときはかゆくなり、寒い時は痛む

□手足の指が赤黒く変色している

□靴をはいたり、歩くときに痛みを感じる

 

しもやけの症状がある方は、症状が悪化する前に早めの受診をお勧めします!!

2015年2月12日2:27 PM

やけどの応急処置について

今回はやけどの応急処置についてお話したいと思います。

 

やけどをした場合には、すぐに水道の流水で痛みがなくなるまで15分程度冷やしてください。流水の出ないところでは保冷剤をあてたり、ペットボトルや水筒・コップに入った水やお茶をかけても構いません。とにかく直ちに患部を冷やしてください。小さなお子さまや高齢の方は低体温を引き起こしやすい為、患部の冷やし過ぎにも注意して、氷嚢や保冷剤を当てる場合には必ずタオルを巻いて使用してください。

水疱が破れると感染症を引き起こしたり、痕が残ってしまう恐れもあります。破ったりつぶしたりしないよう気を付けましょう。水の勢いで破れてしまうこともありますので、流水をかけるときは患部から少しずらすようにしてください。熱湯を被るなどして衣服の上から受傷した場合には、無理に脱がせると皮膚が一緒に剥がれ悪化する場合がありますので、そのままの状態で衣服の上から冷やしてください。

医療機関を受診するまでの移動中も、濡らした清潔なタオルやガーゼ、またはタオルを巻いた氷嚢・保冷剤等を患部に当てて冷やしましょう。引き続き冷却が必要なケースもありますので、到着したら受付で「いつ・何が原因で受傷したのか」「どんな応急処置をどのくらいの時間行ったのか」をお伝えください。

2015年1月29日2:29 PM

やけどの種類について

前回に続き、今回はやけどの種類について紹介致します。

 

◆やけどの種類
やけどの重症度は深さと面積によって決まり、深度にはつぎの3種類があります。

<第1度熱傷>

症状・・・患部の発赤と痛み、熱感

治癒までの期間・・・数日

傷跡・・・残りにくい

<第2度熱傷>

症状・・・患部の発赤や腫れと強い痛み、水ぶくれ、びらん、潰瘍など

治癒までの期間・・・10日~2週間以上

傷跡・・・残りやすい

<第3度熱傷>

症状・・・患部の壊死や乾燥、痛みを感じないことも

治癒までの期間・・・1ヶ月以上

傷跡・・・残る

 

やけどの治りは受傷から数日のケアに掛かっていると言われ、特に受傷直後の応急処置は重要です。
ひどいやけどで患部に痛みを感じないときは救急外来を受診してください。
やけどの部位や範囲など、場合によっては救急車を呼びましょう。

2015年1月22日2:07 PM

お肌の主治医として、あらゆる世代の方が健やかな素肌を保ち・取り戻すお手伝いを。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり、民間薬などで簡単に済ませて悪化することがよくあります。
私たちは「気軽に相談できる」街のお医者さんを目指します。

町屋皮フ科クリニック。ご予約・お問い合わせは03-6411-1020まで。
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木曜午前は9:30から12:00まで。
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