「あせも」になっていませんか?
6月に入り、徐々に夏の気配を感じ始める今日この頃…
みなさんは、汗への対策はばっちりでしょうか?
最近は晴天の日が多く、気温も30度近い日があるかと思います。
日差しの強い日には、じっとしているだけでジワジワと汗をかいたり、
少しの距離を歩いただけでも、じわっと汗が滲んだりします。
このように、汗のかっきぱなしの状況が続くと生じやすいのが
「あせも(汗疹)」と呼ばれる皮膚トラブルです。
汗をかきっぱなしにしてしまうと、汗が汗管に詰まって排出されないまま
表皮内にたまり、炎症を起こします。これが「あせも」の原因です。
「あせも」は、首回りやお腹回り、胸や脇の下といった
皮膚と皮膚が密着している部位に多くみられます。
「夏の季節さえ過ぎれば治る。」と、軽く捉える方もいるでしょう。
しかし、かき壊してしまうことで悪化させてしまったり、
とびひの原因となったりします。
また、色素沈着として痕が残ってしまうこともあります。
キレイなお肌を保つためにも、たかが「あせも」と油断せず
まずは病院を受診しましょう!
適切な処置を行ない、かゆみに邪魔されない快適な夏を過ごしましょう!
2017年6月8日4:14 PM水イボの患者様が増えてきました!
そろそろプールが始まる季節になり、お子さんがいる家庭では水イボが気になってくる頃と思います。
水イボは、伝染性軟属腫ウィルスの感染によって起こります。ウィルスが水を介してうつるわけではないので、同じお風呂やプールに入っただけでは感染しません。皮フが直接触れ合ったり、タオルや衣類、ビート板などの共有による接触感染です。
もしウィルスに接触したとしても皮フのバリア機能が正常に保たれていれば、感染を防ぐこともできます。乾燥や日焼け、皮フ炎などによる皮フのダメージには注意が必要です。
放っておいてもいつかは自然に治る水イボですが、それには半年から数年を要します。そのあいだに広がったり他人にうつしてしまったり、かゆみが出てかき壊してとびひになるリスクがあるので、少ないうちに治療したほうがよいという考え方が主流です。
水イボかも?と思ったら、早めの診察をお勧めいたします。
2017年5月17日9:16 AM水虫は再発しやすい病気です!
初夏を思わせる汗ばむ陽気となりました。
すでに思い当たるかたもいらっしゃると思いますが、足元のムレが気になる季節です。水虫の治療経験があるかたも多いでしょう。
きちんと病院にかかって薬をもらい、きれいに治ったと思ってすぐに塗らなくなると、退治し損ねた菌が角質層の奥深くに棲みつきます。そして寒い季節になり、乾燥した環境で菌は活動を一旦停止し、大好きな夏の到来を待ちます。その間は症状が出ることもなく過ごせますが、いざジメジメした季節をむかえると活発に動き始めます。
これが再発です。
これを防ぐためには、菌の性質を理解すること、自己判断で治療をやめず医師の診察のもとに治療を終了することが大切です。
また水虫未経験のかたもしっかり対策をしましょう。不特定多数のひとが利用する脱衣所や更衣室への出入りは感染リスクが高いです。入浴は済んでいても、帰ったら足だけは石けんで洗ってください。
キレイな足で夏のレジャーを楽しみましょう。
2017年5月1日2:42 PMその痛み、帯状疱疹かも?
4月も半ばになり新生活をスタートさせたみなさまは、まだまだ落ち着かない日々を送られていることと思います。また、季節の変わり目で体調を崩されているかたも多いのではないでしょうか?
風邪や日常のストレスなどで体が弱ってしまうと免疫力が低下しやすくなります。そんなときに起こりやすいといわれている病気のひとつが帯状疱疹です。
帯状疱疹は、過去にかかった水ぼうそうのウィルスがずっと神経内に潜んでおり、免疫力の低下した体内で急に暴れ出す病気です。
多くの場合、チクチク、ピリピリとした痛みが体の一部に生じ、そこに紅斑があらわれてきます。痛みの程度や皮膚症状の出かたには個人差があります。痛みが強くて眠れないというかたも多いです。
早めに治療を開始することで、軽症ですんだり痛みを引きずらずにすむ場合もあります。おかしいなと感じたら早めに診察をうけることをおすすめします。
紫外線対策はお早めに
4月に入り春の訪れを感じることが多くなりました。5月になれば暦のうえではもう夏です。
そんな季節にご注意いただきたいのが紫外線です。日焼けといえば夏をイメージしがちですが、紫外線は一年中降りそそいでいます。夏は日差しが強いので、夏だけUVケアをする方が多いと思いますが、むしろ紫外線量は春の方が多いのです。
穏やかな日差しのなかでも降りそそぐ紫外線量はかなりのものなので油断は禁物です。シワやシミの原因となりますので、この時期からしっかり取り組んでいきましょう。
日焼け止めの塗布はもちろん、日傘や帽子も有効です。10年後に後悔しないよう、手を抜かずに、できれば一年中UV対策をしていただきたいところです。
日焼け止めのサンプルなどのご用意もありますので、お気軽にお問い合わせください。
新生活をまえに
寒い日と春らしい日が入り混じる今日このごろですが、まだまだ風邪などにはお気をつけいただきたい、そんな季節です。
さて、3月といえば卒業シーズン、そして、4月から新生活をスタートさせる学生さんや社会人のかたも多いのではないでしょうか。
そんな新たな出会いをまえに、日頃から気になっている肌トラブルを解消してしまいたいと思いませんか?
特に若いかたで相談の多いお悩みはニキビです。ニキビは放っておいたり間違った自己治療をすると、悪化したり、あとが残る原因となってしまいます。さらにそこから再発を繰り返す負のループに陥ります。
ニキビができてしまったかたも、できやすいかたも、早めに受診をして適切な治療を受け、晴れやかな気持ちで4月からの新生活を迎えていただきたいと願っております。
お気軽にご相談ください。
2017年3月22日10:32 AM花粉症の季節がやってきました
3月に入り、気温の上昇と共に花粉の飛散量が増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
花粉症をお持ちの方にはつらい時期の到来ですね。
花粉症とは、スギ・ヒノキなどの特定の植物の花粉によって起こるアレルギー疾患で、日本人の4人に1人は発症すると言われる身近な疾患のひとつです。
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、充血などの症状があります。また、最近では皮膚に症状がでるという報告もあり、症状の程度には個人差がありますが、鼻や目など局所症状だけでなく微熱、倦怠感など一般の風邪に近い症状がでることもあると言われています。
主な春の花粉
スギ:2~4月
ヒノキ:3~5月
シラカンバ:4~5月
治療方法
毎年花粉症症状でお悩みの方は、初期療法(シーズン前から抗アレルギー薬を内服すること)で症状が軽減できると言われてます。内服薬にも様々な種類があり、最近は、眠くなりにくい薬や1日1回の内服で24時間効果が期待できる薬なども使われています。医師と相談し、ご自分にあった薬を処方してもらいましょう。
当院では植物や動物、食物等に対する採血でのアレルギー検査も行っております。
花粉症かな?と思われる症状がある方も症状がひどくなる前にお気軽にご相談ください。
2017年3月8日10:57 AM春先の肌荒れに気を付けましょう!
春先は何かと肌のトラブルに悩まされる季節です。
気温の変化や乾燥などにより肌のバリア機能が低下した肌は、かぶれや皮膚炎などの症状をおこしやすくなっています。
近頃は花粉の飛散時期に目の周りや頬、首などの露出している部位に赤みや湿疹、かゆみの症状が出る花粉皮膚炎の症状を訴える人も増えています。
湿疹やかゆみの症状がある時、掻いたり、こすったりすることは悪化させることになるので、かゆくてもできるだけ掻かないようにしましょう。
皮膚のバリア機能を高めるためにしっかり保湿をしましょう。
心配な症状がある方はご相談して下さい。
2017年2月14日3:05 PM低温ヤケドにご注意を!!
寒さが厳しい今日このごろです。
カイロや湯たんぽ・電気毛布・ホットカーペット・電気ストーブなどの使用頻度も増えているのではないでしょうか。
これらの暖房器具は、大変便利なものですが、実は注意が必要です。
それは、”低温ヤケド”です。普通ならヤケドなど起こらない低温熱源ですが、”低温ヤケド”の場合は、長時間かけて深部までダメージを与えます。
時間がたつにつれ、痛みや皮膚の壊死につながっていく場合もあります。
”低温ヤケド”は、治療に時間がかかり極めてやっかいなものです。
「あれ?ヤケド?」・・・と思ったら、早めの受診、適切な処置で、しっかり治療をしていきましょう。
2017年1月19日2:40 PMグラファ モイスチュアキープミルクMC
★毎日の保湿ケアに
今回は院内でお取扱いしている自費のスキンケア用品、グラファラボトリーさんの保湿剤モイスチュアキープミルクMCをご紹介します。
ヒアルロン酸の1.7倍の保湿力を持つ独自成分「MCキトサン」が配合されたミルクは皮膚表面に保護膜を成形し保湿効果を長時間持続させます。ベタつかずサラッとした使い心地で、血行促進効果のある成分も入っていない為、大人と比べ体温調整が未熟であせもができやすいお子さまにも安心してお使いいただけます。また、顔にも身体にも使用可能ですのでこれ1本で全身の保湿ケアが可能です。
スタッフの間でものびが良くて使いやすいとの声がたくさん上がっており、複数本まとめ買いされる患者さまもいらっしゃいます♡
大満足の130gです♡
2016年11月22日11:59 AM